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現象

スキンは、見出しデザインを登録し、メニューに反映する機能を有している。
子テーマのtmpフォルダのように、追加・変更した差分を上書きすることをしていない。
そのため、以下の制約が生じる。

• 親テーマのスキンに追加・変更
  親テーマを更新すると、追加・変更した見出しが消えてしまう。

• 子テーマ下に、スキン一式コピーし、追加・変更
  子テーマ下に、スキン一式をコピーするなら、親テーマとして配布する必要がない。

見出しメニューのカスタマイズ機能

本スキンでは、カスタマイザーに好みのデザインを簡単に追加できます。設定ファイルやCSS、テンプレートを使って、見出しやローディング画面のデザインをカスタマイズ。手順に従い、個性的なサイトを実現しましょう。

chuya.s239.xrea.com

原因

get_theme_file_uriで、親・子テーマの何れかのスキンフォルダURLを取得する。
結果、参照先のスキンフォルダURLは、固定となる。
そのため、該当スキンフォルダに、スキン一式ないと機能しない。

cocoon/skins/skin-made-in-heaven/functions.php at 7f303339fb076dff23e149334dd6f4c3791b7f04 · xserver-inc/cocoon

100％GPLの無料WordPressテーマです。開発中の開発バージョンです。安定版をダウンロードする場合は、Cocoon配布サイトからダウンロードしてください。 - xserver-inc/cocoon

github.com

対策

以下に変更例を示す。
親・子テーマのどちらに、該当ファイルがあるか、動的に参照する。
結果、追加・変更した見出しのみ、差分を子テーマから取得する。

$h_url = HVN_SKIN_URL . "assets/css/h{$i}/h{$i}-{$no}.css";
↓
$h_url = get_theme_file_uri(HVN_SKIN . "assets/css/h{$i}/h{$i}-{$no}.css");